花を取らないようにしましょう!花泥棒を見たら注意しましょう!
01.11.02
食べられる葉や芽など
01.01.25
毒のある葉や芽など
01.01.25
食べられる・毒のある実

《毒のある葉や芽など》 01.01.25


 《食用にされる実・毒のある実》に引き続いて、葉や若葉などについても調べてみました。今回も「ヤマケイポケットガイドE 山菜・木の実」(山と渓谷社)を活用しました。ここにあげた以外にも、他の書物によれば、毒のあるものや食べられるものがあると思います。葉や若芽などを食用などのために採取することは基本的には行わないようにしたいと思います。行為の帰結に責任を持てない行為(採取したために絶滅や生態系の改変を助長するなど)は原則、禁止すべきと考えます。やむを得ず採取する際には、自然への配慮に努め、できる限り最小限に止めたいと思います。また、食用する時には、精通した人や専門書等を頼りにするなど、自己の責任において細心の注意を払って下さい。なお、岩湧の森におけるこれら植物の有無は四季彩館から情報を得ました。

●毒のある葉や芽など
 岩湧山では毒のある植物が13種類の草と5種類の木があります。その中で、食用にされるものに似ているものがあり、オニドコロがヤマノイモに、ホウチャクソウ(毒は不明だがチゴユリも)の若芽がアマドコロとユキザサとナルコユリに、ヤマウルシの若芽がタラノキに間違えないようによく注意して下さい。

植物名 草木 似た山菜等 岩湧山
サワギキョウ キキョウ科 ×
ミゾカクシ キキョウ科 ×
ジキタリス ゴマノハグサ科 コーンフリーの葉 ×
イヌホオズキ ナス科
チョウセンアサガオ ナス科 ×
ヒヨドリジョウゴ ナス科
ハシリドコロ ナス科 ×
ウマノアシガタ キンポウゲ科 ニリンソウの若芽
オキキナグサ キンポウゲ科 ×
キツネノボタン キンポウゲ科 セリの若芽
トリカブト類 キンポウゲ科 ×
クサノオウ ケシ科
タケニグサ ケシ科
ドクゼリ セリ科 セリ ×
タカトウダイ トウダイグサ科 ×
トウダイグサ トウダイグサ科 ×
ナツトウダイ トウダイグサ科 ×
ノウルシ トウダイグサ科 ×
ウラシマソウ サトイモ科
マムシグサ サトイモ科
ミズバショウ サトイモ科 ×
キツネノカミソリ ヒガンバナ科 ノビル・アサツキの鱗茎
ヒガンバナ ヒガンバナ科 ノビル・アサツキの鱗茎
ヤマゴボウ ヤマゴボウ科
ヨウシュヤマゴボウ ヤマゴボウ科
オニドコロ ヤマノイモ科 ヤマノイモ
ニガカシュウ ヤマノイモ科 ×
アオヤギソウ ユリ科 オオバギボウシ・コバギボウシの若芽 ×
コバイケイソウ ユリ科 オオバギボウシ・コバギボウシの若芽 ×
シュロソウ ユリ科 オオバギボウシ・コバギボウシの若芽 ×
バイケイソウ ユリ科 オオバギボウシ・コバギボウシの若芽 ×
スズラン ユリ科 ギョウジャニンニク・ユキザサの若芽 ×
ホウチャクソウ ユリ科 アマドコロ・オオナルコユリ・ユキザサの若芽
キミノヒョウタンボク スイカズラ科 ×
ハナヒョウタンボク スイカズラ科 ×
ヒョウタンボク スイカズラ科 ×
アセビ ツツジ科
ネジキ ツツジ科
レンゲツツジ ツツジ科
ツタウルシ ウルシ科 イワガラミ・ツルアジサイの若芽
ヤマウルシ ウルシ科 タラノキの若芽
ドクウツギ ドクウツギ科 ×
ツルシキミ ミカン科 ×
ミヤマシキミ ミカン科
●;自生しているもの、○;野草園に植えられているもの

出典)ヤマケイポケットガイドE山菜・木の実(山と渓谷社)より作成

●毒のある実 
 ここにあげた以外にも毒のある実があると思います。十分注意しましょう。

出典)ヤマケイポケットガイドE山菜・木の実(山と渓谷社)より作成


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