<千石谷林道の保全活動> 02.11.02

千石谷林道整備に伴う植物移植
千石谷林道法面の自然緑化

(1) 千石谷林道整備に伴う植物移植
 千石谷林道が五つ辻からさらに延び、巻き道の西端部分が工事区間となることが分かり、工事が着手され損なわれる前にササユリなどの植物を移植すべきと考えた。3月中旬にスタッフで話し合い、早急に移植することに決める。移植後のその年、シュンランの開花を確認しているが、多くは根付かなかったものと思われ、見守って行きたいと考えている。

日 時−−2000年4月2日(日曜)14時15分〜14時50分
参加者−−8名
場 所−−巻き道
作 業−−移植
・参加者は各自、移植ごてとペットボトル等に入れた水を持参する。
・定例 観察会の中で実施する。巻き道(東峰を南側に迂回するルートをいう)の西端において、千石谷林道が延伸し工事される部分(ヒノキにテープが巻き付け囲まれた部分)の植物を、近くで工事の及ばないと思われる場所に移植し、水遣りをした。
・ 移植したのはササユリ(国定公園伐採禁止植物)、シュンラン、ヤマジノホトトギス、ミヤマナルコユリなど数十株である。種類ごとにまとめて植えた。

移植したミヤマナルコユリ

移植したシュンラン

(2) 千石谷林道法面の自然緑化
 五つ辻から上の千石谷林道は斜面崩壊や土砂流出防備のため、芝生による緑化が行われた。岩湧山とは異質な青々とした風景は、年月を経ればススキ等が生育し岩湧山らしくなる。林道が人の手によって改変されたものであることから、人の手でその時期を早めたいと考え、カヤ原に生育する植物の種子を数年、播くことにした。なお、この活動は林道の管理者である河内長野市農と緑の整備課の許可を受けて行っている。
■種子の採取
日 時−−2000年10月7日(日曜)
参加者−−15名
場所・作業−−カヤ原でススキ(殆ど)、ヨシノアザミ、シラヤマギク、イタドリ、トダシバ、ノガリヤスなどの種子を採取する。

(3) 千石谷林道法面の自然緑化
■種子の採取と種まき
日 時−−2000年11月4日(日曜)
参加者−−20名
種子播き−−林道で10月採取したススキはグリーングラスに差し込み、他の種子を播き、カヤ原でススキ(殆ど)、シシウドなどの種子を採取する。

林道法面にススキの穂を差したりして種子を播く
種子採取−−カヤ原でススキやシシウド等の種子を採取し、四季彩館で保管する。

(4) 千石谷林道法面の自然緑化
■種子の種まき
日 時−−2002年1月6日(日曜)
参加者−−9名
粘土玉づくり−−観察会の出発前に四季彩館で、種子の発芽率を高めるため、自然農法で知られる粘土玉を以下の手順で作る。粘土玉、3Kgほどを作る。知恵や作業等について、四季彩館の方々のご協力を得る。
・粘土(陶芸用を入手)をふるいの網に押して糸状にする。
・11月に採取した種子(ススキは暖炉で乾燥させる)をほぐし、バラバラにする。
・近くから、糸状菌類(枯れ葉の下の白い糸状の菌類)を採取し、ふるいにかける。
・種子と菌類を混ぜ、さらに細かくした粘土を合わせる。
・すべて合わせた粘土を1Bくらいのボール球にする。

種まき−−観察会の最中に、林道法面の土に棒で穴を掘り、種子入り粘土玉を埋める。法面高が無いところからカヤ原ゲートの東半分くらいに種をまく。

林道法面に小さな穴を掘り種子入り粘土玉を埋める

(5) 千石谷林道法面の自然緑化
■種子の採取
日 時−−2002年10月6日(日曜)
参加者−−17名
種取り−−観察会の最中に、カヤ原でススキ、ヨシノアザミなどの種子を持ち帰り、四季彩館に保管する。
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