アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)曙草
21.01.09

上部で対生に枝分かれして花序を出す
集散花序が円錐状になる
葉柄から下に向かって4稜
平行脈が数脈、全縁
通常、花冠は5裂、雄しべは5個、互生
4裂することもあり、その時は雄しべは4個
花冠5裂、萼5裂、雄しべ5個、雌しべ
黄緑色は蜜腺、黒い点々が曙のイメージ
半葯2個
雄性期、柱頭は尖る、雄性先熟
雌性期、柱頭が膨らむ
集散状円錐花序
緑色の点は蜜腺溝
左上より、花冠裂片5個、雄しべ5個、雌しべ、萼、花柄
雄しべ、葯は縦割れ
雌しべ、胚珠は多数
かなり大きいが、同じリンドウ科センブリ属の二年草。
果実は蒴果である。先は大きく2つに割れる。ここまで裂けると、種子は落ちて風に運ばれやすくなる。
蒴果のなかにある種子は小さく、長さ1mm弱の黒褐色の楕円球、表面に凸凹がある。センブリより一回り大きい。
根生葉は花期には枯れる、花序は茎頂、上部の葉腋から出る
茎葉は鋸歯のない披針形・卵形で3脈が目立つ、茎は4稜形
疎らな円錐花序、花冠はふつう5深裂、4,6深裂もある
5本の雄しべの裂開した葯から花粉が覗く、雌しべの柱頭はとがったまま
葯が落ちてからち、雌しべの柱頭が2裂する、直ぐ下が子房
黄緑色の斑点には密腺溝があり、出た密が光っている

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