ムラサキケマン(ケマンソウ科キケマン属)紫華鬘
19.07.20

2枚の根生葉、茎も出る
雄しべの葯は3個、真ん中が2室、外1室
雌しべの柱頭
羽状複葉、葉の軸の方に白いぼかしがある
さく果、折り曲げた形でぶら下げる
果柄、種子8個、種皮は2つに分かれ丸くなる
種子は直径1mm、透明な小体は仮種皮でエライオソーム(アリの好物)と呼ばれる
越年草。果実は果柄と鋭角に曲がる楕円状線形の蒴果である。
果実はマメ科の豆果に似る。種が一列に入る。
種子が大きくなり、果実が熟すと、接触により、果皮が丸まり、種子が飛び出し、飛散する。
種子は直径1.5mmほどの黒い扁平な球形、透明な付属物はアリの食糧となる種枕(エライオソーム)。種子ごとアリの巣に運ばれ、散布される。

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