シハイスミレ(スミレ科スミレ属)紫背菫
18.08.17

明るいところのは葉は小さく少ない
暗いところのは葉は発達し多い
横長、上弁が反り返る
多年草。葉の裏が紫色であることから、紫の背のスミレとなった。春の初めの頃、シハイスミレは日の当たる斜面等で咲き始める。葉はとても小さく、花より小さいものが多い
葉の枚数も2,3枚と少ない。
日当たりのタイプも時間が経過すると、花数が増え、葉が大きくなる。
もう少し時間が経つと、日当たりの良い場所では開花が終わり、森の中などの日蔭のシハイスミレが咲き出す。花数は多いが、葉も多く、大きい。
葉は大きく、数も多い。葉脈部分は白くなることが多く、顕著なものはフイリシハイスミレという。
花の色はタチツボスミレ類が水彩絵の具なら、シハイスミレは油絵のような不透明絵の具の色である。
 花の大きさはタチツボスミレより小さい。花弁は丸味が強い。側弁には毛が無く、花柄にも毛は無い。
上弁は後に反る傾向がある。距は細い。
距は、中には先が上を向いて曲がるものがある。

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