「岩湧山の近況」における特集から、随時、追加していきます。
アブラチャン ムラダチ ズサ ヂシャ

分類 種子植物/被子植物/原始的被子植物/モクレン亜綱/クスノキ目/クスノキ科/クロモジ属
学名 Lindera praecox (Sieb. et Zucc.) Bl. 名前 「油瀝青」は種子や樹皮に油が多く、生木でもよく燃えることから
生活型 落葉低木、雌雄異株 花果期 花3〜4月、実9〜10月
生育地 山地の中腹や山裾の落葉広葉樹林 分布 本州、四国、九州
保護
利用
かつて、材は杖や輪かんじき、種子や樹皮の油は灯火用
類似種 ダンコウバイ、クロモジ、カナクギノキ 観察地 岩湧山

全体 葉の展開前に黄色い花が咲きます。雄株(画像)の方が雌株より花が大きいため、華やかに見えます。
樹皮は灰褐色、小さな円形の皮目が沢山あります。 冬芽 芽鱗に包まれた、紡錘形の葉芽と両側に球形の柄の付いた花芽です。
花序 花序には花が3〜5個集まり、花序柄が長いです。褐色の芽鱗が残っています。画像は雌株です。 雄花 雌花より大きく、黄色い花被片は6個、雄しべは9個あります。
雌花 雄花より小さく、黄色い花被片は6個、大きい雌しべが1個、小さい仮雄しべが9個あります。 果実 直径1.5cmの球形の液果で、熟すと黄褐色になります。

備考
*)被子植物の分類は遺伝子系統、亜綱以後の分類はクロンキストの体系によっています。
*)保護は保護すべき種を示しており、絶滅危惧1類(絶滅の危機に瀕している種)、絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)、準絶滅危惧(存続基盤が脆弱な種)、情報不足(評価するだけの情報が不足している種)、要注目(注目を要する種)は「大阪府における保護上重要な野生生物(大阪府レッドデータブック)」の掲載種であり、指定自然公園法により金剛生駒紀泉国定公園の特別地域(公園の大部分)内で採取・損傷が禁止されている種です。
*)参考とした資料は平凡社「日本の野生植物」、保育社「原色日本植物図鑑」、山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑」等です。
*)画像の転載はご遠慮下さい。

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